リバースモーゲージとリースバックは資金が手元に来るタイミングの違いが最大の特徴です
リバースモーゲージの特徴
- リバースモーゲージは借り入れ金
- 自宅を担保に、年金のように定期的にお金を受け取る
- 契約者が亡くなってから自宅を売却して元金を返済する
- 利息は毎月返済する
- 相続人の同意が必要
契約者が亡くなる前に借り入れ額が融資できる上限に達してしまうケースもありますので注意が必要です
金融機関は一定期間ごとに担保価値を見直し、その時に評価が下がっていれば利用可能額を減らしたり、追加の担保が必要になることもあります。
死亡時に自宅を売却して完済できればいいですが、売れなかったり、売却時の金額が借り入れ額より低かった場合、返済は相続人である子供がする必要があります。
リバースモーゲージはこうしたリスクもありますので、よく検討して利用する必要があります。
リースバックの特徴
- リースバックは売却金
- 自宅を売却した資金が一括で入る
- 賃貸で家賃を払いながら自宅に住み続ける
賃貸期間に制限があるケースが多いため、最後まで住み続けられるとは限りませんし、通常の売却価格より安くなります
リースバックは自宅を売却したあと、同じ家に賃貸として住むことになります。
要は他人の家を借りて住むのと同義なため、新たな所有者の意向によっては、住むにあたって制約が課されることがあります。
例えば資産価値を下げないために室内でタバコを吸ってはいけないとか、火事のリスクを避けるために灯油を使うストーブは使用できない等です。
また普通に借りるより賃料が高いこともありますし、新たな所有者と折り合いがつかなければ賃貸契約が更新できない可能性も出てきます。
また担保にしたい自宅が売却できない場合、そもそもリースバックが成立しないケースもあります。
不動産を所有している強みを最大限活かすなら、やはり不動産担保融資の専門会社による不動産担保ローンがお勧めです
不動産担保ローンの特徴
- 不動産担保ローンは借り入れ金
- 自宅を担保に任意の金額（不動産評価額の7割まで）を借り入れ可能
- 年齢制限に上限なし
- 追加融資も可能
- 担保の自宅に住み続けることもできる
「まとまった金額が必要だけど、今定期預金を解約したくない」などのケースにも柔軟に対応できます
70代からでも新規借り入れできる！
意思能力があり、年金や運用資産等で収入があるなら、70代からでも新規ローンを組むことができます。
さすがに30年などの長期返済計画は難しいと思いますが、10年計画のローンなら心配することはありません。
意思能力ってなに？診断書が要るの？
不動産担保ローン専門の融資会社に質問しました！
意思能力はお話ししながら普通に受け答えができれば問題ありませんし、医師の診断書も不要です。
「不動産担保ローンの説明を一発で理解しなければならない」等の条件はありませんのでご安心ください。
不動産担保ローンの手続きは慣れないお客さまには複雑で分かりにくいものですし、それを踏まえた上でご理解・ご納得いただけるようプロとして勤めております。